2013.11.

 

ジグソーを崩すまでが愛。それが愛。おやすみ、せかい。朝に起こして。

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木枯らしが染み込んでいく夕暮れは知らない人に貰い火をして(        。)

僕はこのファインダー越しの此岸から人々の群れの影を切り撮る

切り取りの線に従いこの空を切って挟んで鋏で切って

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薄紅の彷徨い霞に手を伸ばす雲散霧消を前提にして

微睡みを、下さい。ひとつ。ええ、ひとつ。おいくらですか、夢で払うわ。

血管の拡張、衝動、脈拍増。爪先に熱を。毛細血管。

今も未だあなたの右手は冷たいですか温めさせてはくれませんか

独り夜に水の滴る音を聞く蛇口の声など私、知らない。

遠い日のホワイトノイズ、シクラメン祖母よあたしはまだ生きてます。

殺してよなんて安直常套句捨てたティッシュの中に聞こえた

雪の音まだ届かない冬の音コンクリートだけ冷たい街

あなたなら首絞められても本望でだからそこだけ自慢しててよ

ただひとり黙って爪を伸ばしてる週末の背の半月を待つ

満ちる月夜に朧気な浮遊感かぐやひめにはなりたくはない

爪弾いた精神病薬睡眠薬息をするだけ永久機関

あなたにはひつようなんかないでしょうだからねそばにいたいんですよ

「女とは太陽」不意に蘇るこの身の奥に眠る深海

 

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干菜こそ酸いも甘いも知りおるて

 

 

 

人間の突然変異体、わたし。餌を下さい、その中指で

 

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あたしって空中遊泳海月かな踏めない地面に朝の虚しさ

 

 

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好きでしょう?お食べ下さいチョコレートほっぺたつつきあなたで遊ぶ

君死して臥待夜さへ干す布団

ただ独りマイセン5mg夜をゆく灰になったらおやすみ、おやすみ。

加湿器の囁く声を聞いている下弦の月を君は見てるか

浮寝鳥君に興味がなくたってごはんは炊けた味噌汁作る

今日は晴れ今日は雨です浮寝鳥

行く舟の先の霞の奥遠く伸ばす右手に触れる白波

 

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